「好き」は強さになる

卒部フィーリングス。
書きたいことがたくさんありすぎて長くなってしまいましたが、後輩へのメッセージも込めて、自分にしか書けない自分らしい考えを少しでも伝えたいと思い、書かせていただきました。最後までお付き合い頂けると幸いです。

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「好き」は強い。

引退して3か月が経ちました。離れてみて、そして就職活動などをする中でア式女子のことを誰かに話すたびに、改めてア式女子が心から好きだったのだと感じています。そして、好きなものがあることの大切さを痛感しています。
「正解かもしれないから、周りがやっているから、やらないといけないから」、、、
ではなく、
「自分がやってみたいから、楽しいから、好きだから」。
自発的に行動する方がモチベーションもエネルギーも高いはずで、自発的に行動する方が自身の行動に責任を持てるはず、納得がいくはず。自分を信用するのは難しいことかもしれないし、心の声に純粋に従うのは怖いかもしれないですが、大変な時や辛い時に自分が選んだ道だからという考えはとても力になってくれるはずです。私自身が悩んだ時にそうでした。そして自分で選んだ道だからこそ、周囲の方々が助けてくださり、応援してくれたのかな、と。
また、あるサッカー選手は口癖でよく「なりたい」ではなく「なる」、「やりたい」ではなく「やる」んだと言っていました。もちろんそこには責任や覚悟などもあるとは思うのですが、それ以前にそこには好きがベースとしてあると勝手に私は思っています。
今年で創部7年目になるア式蹴球部女子もどんどん大きな組織に成長していくでしょう。年を重ねるごとにどんなチームができていくのかが楽しみで仕方がないです。しかし、そこには必ず変化が伴います。
そんな中、ある程度自由があり、選択肢が無限と言っていいほど多くある大学生活の中で自分はなぜ今ここにいるのだろうと立ち止まる機会は必ず来ると思います。なぜあえて大変な体育会を選び、サッカーをしているのだろう、と。そんな時、ただただサッカーが楽しいとかサッカーが好き、もしくはア式女子という組織が好きとか同期や先輩が好き、などと思えればそれが支えになってくれるでしょう。それが今そこにいる理由なのでしょう。

「好き」は強さであり、無敵だ。
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「東大ア式」の1員であるということ。

プロという世界のほんの一部ですが、私は大学生活の中で少しだけプロサッカーの世界に携わる貴重な機会を頂きました。そこはとても刺激的で、普段私が触れることのない違う世界でした。大学4年生の自分の周りでは「まだ」22歳で若いし、これからだし、やれることもまだまだあるのだと言われることが多いです。しかし、プロの世界では違いました。選手達は「まだ」22歳なのではなく、「もう」22歳だからと言いました。そこには覚悟、そして焦りさえも感じました。
もちろん私達ア式女子はプロでもなければ、サッカーだけで勝負するのは難しい部分もあります。しかし、私達には私達にしかない強みがある。ア式女子にしか生み出せない感動がある。良くも悪くも東京大学という枠組みを通して見られますが、そこには機会やチャンスがたくさんあると個人的に思っています。お世話になった元プロサッカー選手に言われた言葉で私の中に強く残っているものがあります。「やりたいと思ったら多少無謀でも、多少迷惑がかかっても行動に移さないと。行動に移さないと逆に失礼だし、何も変わらない。」私は東大ア式にいたからこそ頂けた機会がたくさんあり、感謝でいっぱいです。
何が言いたいかというと、「今」この瞬間が何らかの形で将来につながっていることは確かだし、東大ア式という環境には機会がたくさんあります。失敗したとしても、何がどう将来にプラスに働いているかは時間がたってみないと分からない。だからこそ、挑戦は必ず意味を持つと思っています。

You can only connect the dots looking backwards, you cannot connect them looking forward. 
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感謝。

私は入部当初からずっとサイドハーフとしてプレーをさせて頂き、11番を最初から最後まで付けさせていただきました。とても光栄なことです。新たな挑戦として大学でサッカーを始め、振り返るとピッチ内でもピッチ外でも学びも成長もたくさんありました。
そして私はここまで本当に多くの方々に支えられて来ました。わざわざ遠くても試合会場に足を運んで応援してくださる方々や気持ちとエールで応援してくださる方々、サッカーに集中できる環境を支援してくださる監督、そしてOBOGやLB&理事の方々、サッカーの楽しさを何度も何度も実感させてくれたコーチ、かわいがってくださる優しい先輩、大好きな同期、かわいい後輩。仕事関係者、先生や友人、家族、双子の兄、そしてもちろん試合にも来てくれて優しく見守り続けてくれた母。
応援される喜び、苦しいことも楽しいことも分かち合える仲間がいる喜び、一緒に目標に向かって走り続けられる仲間がいる喜び、サッカーの楽しさ。私はこれら全てをア式で学ぶことができ、他にも書ききれないほどたくさん吸収することができました。個を尊重し、誰一人としてかけてはならないという気持ちをすごく大切にしている東京大学ア式蹴球部女子が本当に素敵だと思い、私は大好きです。最後までやり切ることができて嬉しいですし、やり切れたのも仲間がいてくれたおかげです。ア式女子に所属することができて心から良かったと思っています。
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私はア式女子という組織が大好きです。
本当にありがとうございました。

サーカー壽梨

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