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8月, 2025の投稿を表示しています

ア式入部

N.E ア式に入ってから約ニヵ月が経ちました。やっと人見知りもおさまってきて、少しずつ本性?が出てきてしまっています。 フィーリングの存在をすっかり忘れていて、締め切り日の夜に焦って書いています。(たぶんほとんどの一年生も) 何を書くべきか分からないので、今のところの気持ちを書いておきます。  サッカーは未経験ですが、大学では「これをやった」と自信を持って言えるものが欲しくてア式に入りました。雰囲気も温かく、初心者が多めで運動音痴な自分でもやっていけそうと思ったのも、入部を決めた大きな理由です。まだまだ下手くそですが、水泳で培った持久力や、体操で身につけた柔軟性など、これまでの経験が意外とサッカーにも生かせると感じています。たとえば、転んでも自然と受け身が取れて怪我をしにくかったりするのは自分の強みにできるところだと思っています。これからサッカーの技術を学んで、一人前のプレイヤーになり、そうした強みももっと発揮できるようになりたいです。 これから四年間お願いします! 最後に友達と考えた一句。 目指すのは 白くて上手い プレイヤー

楽しくプレーしたい

谷口藍優(1年/DF/筑波大学附属高校) はじめまして!この度、ア式蹴球部女子部に入部しました谷口藍優です。これからよろしくお願いします。 私は、高校でフットサル部に所属していたため、大学でもボールを蹴り続けたいと思っていました。最初は大学で運動部に入るつもりは全くなく、サークルでフットサルをやろうとばかり考えていました。 「楽しくプレーできればいい」 ただそれだけでした。しかし、高校時代にア式女子開催していた高校生大会のお誘いを受けたことがあり、ア式蹴球部女子部の存在自体は前々から知っていたため、とりあえず新歓には行ってみようと駒場練に参加しました。火曜日の駒場練は、私にとって初めての夜の練習。初めてのサッカー。初めて出会う先輩方。初めてだらけの練習だったけど、とっても楽しくて、先輩方がみーーーんな優しくてすっっごく惹かれました。でもまだ入部する不安もたくさんありました。 当時、私は五月祭クラス代表として膨大な量の仕事に追われ、新歓巡りも疎かになっていたほどで、このまま部活に入ってしまって大丈夫なのだろうかということ。高校時代も私はボールを蹴ってきたのは事実だけど、私がやっていたのはあくまでフットサル。ただでさえ運動神経は良い方ではないのに、こんな広いコートで、こんなに跳ねるボールで、私は本当にプレーができるのだろうかということ。 ここで考えたのが、ずっと思っていた「楽しくプレーしたい」ということでした。そのためには「上手くなること」が一つのポイントだと気づきました。上手くなるほど、自分の上達を感じるほど、もっともっと楽しくなる。じゃあやっぱりア式に入って、素敵な先輩方と練習に励むのが1番なんじゃないかと。高校時代だって、部活に受験勉強に文化祭責任者にと全部両立してきたんだから、大学でも両立できるだろうと。もちろん辛くなることもあるだろうし、夏なんて部活開始前は毎日ちょっと憂鬱だろうけど(私は本当に本当に暑いのが苦手で大嫌いなんです…)そんなのは全部わかってるけど、こんなに素敵な部活、絶対入ったことは後悔しないはずだと確信しました。やってやろうじゃないか。そう私が決断した瞬間でした。 入部して、3ヶ月。大好きな先輩方と大好きな同期に恵まれ、本当にこの環境に巡り会えたことに感謝でいっぱいです。とっても楽しいです。(提出期限大幅に遅れ、合宿後に書いていますが、合宿もと...

再びピッチに立つ日まで

後藤鞠子(1年/MF/立教女子学院高校) この度、ア式蹴球部女子部に入部しました、後藤鞠子です。 入部から約2か月経った今の思いをここに綴らせて頂きます。 正直なところ、私のア式デビューはほろ苦いものでした。この2か月、ピッチに立った記憶はほとんどなく、先週コーチにも「お前がボールを蹴っているところを見たことがない」と言われた始末です。中学生時代のクラブチームでプレーして以来、およそ5年ぶりのサッカー生活に意気込んでいた自分をここまで悩ませたのは、怪我でした。肉離れ等で長期離脱を余儀なくされ、練習に参加できない日が続きました。残念なことに、私の怪我は1回で終わらず、1つ怪我を治したら、また違う部位を怪我して、それを治したらまた違う部位を怪我して、、、と終わらない負のループに陥ってしまいました。いつしか見学キャラが定着してしまい、部活に行く度に先輩や同期から私服でいることをいじられるようになりました。部員と仲が深まった嬉しさを感じつつも、練習着で芝生を駆け巡る部員の楽しそうな姿に唇をかみしめる日々でした。球拾いをしながら、ボールを足ではなく手で拾っている自分の不甲斐無さに悔しさを覚え、芝生がぼやける日も何度もありました。練習の帰り道、自身の汗臭さに文句を言う友達の横で、何も汚れていない自分の体が情けなく感じられました。私は今、何をしているんだろう――そんな疑問を自分に投げかけた回数は、数えきれません。 いつも通り、芝生の外で部員の姿をぼんやり眺める私に対して、キャプテンがかけてくださった言葉があります。 「ピッチの外だからこそわかることってあるよね。」 簡単で短い言葉でしたが、それを聞いた時、心の中の黒いもやみたいなどうしようもない苦しさがすーーっと消えていくような感覚でした。プレーできないもどかしさと練習に置いて行かれている自覚によって来る焦燥感から、自分を責め続けていた私の存在価値をつなぎとめてくれたような、ここにいていいんだよと認めてもらったような、そんなあたたかい言葉でした。プレーできない分、外から俯瞰で全体像を捉え、個人と全体のバランスからプレーの最適解を模索し、実際に自分がその場に立った時のシミュレーションを繰り返す。キャプテンの言葉が具体的に何を指していたのかはわかりませんが、自分なりに出したこの答えを全うしたいです。また、これからもその答えを見つける努...

ビブじゃん負けても試合は負けない

田中希莉子(1年/MF/金光学園高校)  初めまして。この春、ア式蹴球部女子に入部しました田中希莉子です。よろしくお願いします。 なぜア式に入部したのかと聞かれると「運動部に入りたかったから」と答える。東大には他にも女 子の運動部はあるが、私はア式以外の新歓には一度も行っていない。東大に合格したその日に ア式への入部はほぼ心の中で決めていた。いや、東大ア式の存在を知った日から決めていた。 私は幼稚園児のころから体を動かすことが好きだった。シャトルランや縄跳びなど持久力が問わ れる競技が好きで、小学校では放課後にあった陸上や水泳の特別練習には毎回参加し、中高で もロードレース上位に入るなど体力には自信があった。浪人中も寮に愛用の縄跳びを持ち込 んでいた。 だから大学に入学したらとにかく運動部に所属したいとずっと思っていた。 そのため、浪人時代 に見つけた東大ア式蹴球部女子の存在 、勉強がきらいなのに勉強しかすることない私に とって、厳しくつらい一年間の光だった。しかも名前が「ア式」というの がかっこいい。上野動物園 の年間パスポートを買ってパンダを見に行くという目標に加え、ア式に入部し思いっきり運動に打 ち込む、という目標もでき、現役時にしたことがないほど毎日勉強し無事に受験を終えた。 新歓に参加するため上京日を早め、体験練習一回目で入部を宣言した。 だが、体育の授業のお 遊びのようなサッカーしかしたことがなかったため、ポジションもルールもあまり分かっていなかっ た。三月にいち早く入部していた同期は経験者。わたしはサッカー経験者でもなければ中高時代は 帰宅部。そんな自分がやっていけるかちょっと不安になりながら入部した。が、今では経験・ 未経験に関わらずに目標に向かって楽しくプレイする同期が7人もいるのでとても心強い。 私は自分の思ったことを相手に面と向かって伝えるのがあまり得意ではない。部活の中でアドバ イスをもらおうと先輩たちに積極的に聞くことも、同期にこうしてほしいと伝えることも躊躇すること がある。だが声をかけてアドバイスをくれるコーチや先輩、同期の仲間がいる。チームスポーツに 取り組む人として、部活を通して自分からも発信できるよう成長していきたい。 また勉強が得意で ない私はたぶん人より勉強に時間がかかる。だから試験期間の勉強と部活...
  藤城梓紗(1年/DF/桜蔭高校) 大学に入ったら、何か新しいスポーツをやろうとずっと考えていた。 一つの競技に本気で打ち込める最後のチャンスだと思ったからだ。   新歓期。 東大には魅力的な運動部がたくさんある。私自身、いくつかの部活の体験に行き、先輩方の話を聞いて、何度も悩んだ。 その中で私がア式を選んだのは、体験練習で感じたサッカーの難しさ、そして先輩方のあたたかい雰囲気に強く惹かれたからだ。 家族でよくサッカー観戦をするため、身近に感じていたのもあるかもしれない。サッカーをやってみたいという思いが、大学で叶うとは思わなかった。   入部してから約3か月経った。 DFをやる、やりたいと心に決めたのはいいものの、最初に感じた難しさは消えることなく、なんとか部活についていっている日々。 分からないことだらけ。できないことだらけ。 それでも、先輩やコーチ、文京lbの方々にアドバイスをいただきながら、サッカーを少しずつ知る毎日が、本当に楽しい。 教わったことを吸収して、いいプレーができるようになりたいと思う。   そして4年後には、 入部してよかったと思ってもらえるような選手になるために。 全力で頑張ります。 これからよろしくお願いします。    

新世界

吉川真央(1年/MF/洗足学園高校) 初めまして。 この度ア式蹴球部女子に入部しました、吉川真央です。 入部してから約3ヶ月が経過して、気づけば、腕は日焼けの跡が分かるほどに黒くなり、サッカーをする日々が当たり前になってきました。 私はこれまで、水泳やスカッシュといった個人競技ばかりに打ち込んできました。そんなチームスポーツとは無縁の人生を送っていたからこそ、ア式での最初の練習試合では、どこまで味方を頼っていいのか分からず、後先を考えずに走り続け、あっという間に体力が尽きてしまいました。 練習を重ねる中で、自分が走るべき瞬間とそうでない瞬間の見極めが、ほんの少しずつできるようになってきましたが、味方と共に戦う心強さを感じると同時に、自分の判断や一つのミスがチーム全体に大きく影響してしまう責任の大きさも痛感しています。 今はとにかく、少しでも早くチームの勝利に貢献できるように、サッカーが上手くなりたいという気持ちでいっぱいです。 また、良くも悪くも常に一人で試合に臨んでいたこれまでとは異なり、仲間と協力して共に戦うこの世界に飛び込んだことで、今までの人生では得られなかったものを何か手に入れられるのではないかと期待をしています。 中高5年間の部活動はあっという間に終わりました。おそらくア式での4年間もあっという間でしょう。 その4年間でどんな経験をして、どんな感情を抱くのか、 今の私にはまだ分かりません。 ですが、サッカープレイヤーとしても人間としても成長して、「ア式に入ってよかった」と心から思えるような意義ある4年間に自らしていきたいと思います。 素晴らしい環境でサッカーに打ち込めることへの感謝を忘れず、日々の練習を精一杯取り組んでいきます。 これからどうぞよろしくお願い致します。
島田彩(1年/FW/滝高校) 中学生のときにサッカー部に1年間だけ所属していました。ボールを追いかける時間は本当に楽しくて、汗をかいた後の爽快感が大好きでした。でも、転校をきっかけにサッカーから離れることになり、高校では部活でサッカーを続けることができませんでした。それでも、「サッカーをもう一度やりたいな」という気持ちが心のどこかに残っていました。 東大に入学してから、さまざまなサークルや部活の情報を見ている中で、女子サッカー部の存在を知りました。最初は、自分が入っていい場所なのか少し不安でした。中学以来まったくプレーしていなかったし、そもそも当時も1年しか経験がなかったからです。でも、「サッカーが好き」という気持ちだけは今も変わらずあったし、大学生活の中で何か打ち込めるものが欲しかったので、思いきって入部を決めました。 実際に部に入ってみると、想像以上にあたたかくて居心地のいい場所でした。先輩たちは優しくて頼りがいがあり、同期たちともすぐに打ち解けることができました。経験者も初心者も、それぞれのペースで楽しくサッカーに取り組んでいて、技術の有無に関係なく全員が大切な一員として受け入れられていると感じました。この雰囲気が、私にとっては本当に心地よくて、週4回かの練習が、今ではすっかり生活の一部になっています。 練習ではもちろんうまくいかないこともあります。でも、ボールを蹴って走っているだけで、自然と前向きな気持ちになれるし、頭の中がスッキリします。大学生活では勉強や課題に追われることも多いけれど、サッカーをしている時間はそんなことを忘れて、思いっきり体を動かせる貴重なリフレッシュの時間です。練習後にみんなで笑いながら話しているとき、この部活に入って本当によかったなと思います。 これからも少しずつ、自分なりに技術を身につけていきたいし、チームの一員としてもっと貢献できるようになりたいです。そして何より、サッカーを「楽しい」と思えるこの気持ちを大切にしながら、仲間たちと一緒に成長していきたいと思っています。

ついにたどり着けた女子サッカーの環境

  岡部茉結子(1年/GK/渋谷教育学園幕張高校) はじめまして、1 年の岡部茉結子です。 念願の東大ア式蹴球部女子に入れて本当に嬉しいです!!! 私は小学校 6 年間のほとんどを海外で過ごし、 6 歳の時から昼休み・クラブ活動でサッカー をしていて、観戦することも大好きです。5、6 年生の時は学校の女子チームにも入ってい て、サッカーは学校生活には欠かせないものでした。海外のインターでは日本よりもサッカ ーをしたい女子が多く、仲間もたくさんいたのでとても楽しかったです。 しかし、日本に帰ってくるとその環境はありませんでした。地元のクラブチームには女子が 1 人もいなくて、 中高も女子サッカー部が無かったため仕方なくハンドボール部に入ること にし、高 2 でフットサル部に転部しましたが結局それも男子に混じっている状態でした。 女子サッカー部が無いと知りながらも母校に行きたかったため、小 6 の時に大学こそはサ ッカー部に入ると決めていました。 なので、 東大を目指すと決めたのと同時にア式女子に入 部することを決心しました。 高 3 の夏、フットサルの引退試合でPK戦になり、チーム唯一の女子である私が外したら みんなに申し訳無いという気持ちに勝てず、私の順番が来た時にPKを友達に押し付けて しまいました。その日、私は休憩時間にPKを練習していてちょっと調子もよかったのに… そして、押し付けられた友達のシュートは止められてしまい試合終了。 女子でももっと自信 を持ってプレーできる環境が欲しいと切実に思いました。 受験期に元気が出ない時は Feelings を読んでいたくらいア式に入りたっかった私は 3 月か ら駒場練に遊びに行かせてもらうなどし、ア式女子の雰囲気を知ってさらにア式が好きに なりました。地方創生など、サッカー以外の活動もしたいという気持ちはあったものの、や はり部活としてサッカーを本気でやることに意味があると思って入部届をもらい書きまし た。運動会の番号を貰ったその場で入部届に記入しテント列で提出しました(武勇伝?) 。 そして今、7 月にこれを書いている訳ですが、なぜか身長 150.8cm なのに一度もやったこ とのないキーパーをやっています。キーパーを週替わりで回すのは効率が悪すぎるといつ かのミ...